作物名 とまと
科 族 目 なす科 とまと属
原産地方 南アメリカアンデス山脈高地 大航海と共にヨーロッパに広まり、食用としては文明開化以降日本へ。
特徴特性 強日照・高昼温低夜温低湿生育性(15℃~30℃)  
ビタミンA、C、カリウムの含有量が多く、各種ビタミンが程よく含まれている。
トマトの赤い色素はリコピン Cと共に抗酸化作用が強く、活性酸素の低減により生活習慣病予防がある。
又、リコピンはガンになりにくい体質に成るとも言われている。
花房、葉、葉、葉、花房と約90度づつ茎周に着き、花房を手前にして定植すると収穫しやすい。
青枯病に罹りやすく、接木株採用や、土壌消毒、輪作(なす科以外)等連作障害回避などの対策が必要
耐病性品種を栽培する事により、減農薬、あるいは無農薬栽培の可能性がある。
生食の他ジュース、ペースト、缶詰、ソース、加熱料理などなど調理方法に富む。
品種等 桃太郎 ホーム桃太郎 桃太郎8 福寿 米寿 サンロード 麗夏 至福 瑞栄
生育土壌 弱酸性(Ph6.0~6.5)
播種時期 2月(5月定植)~5月(7月定植)
植付時期 5月~7月
発芽地温 15~25℃
生育温度 15~30℃
収穫時期 6月~10月ごろ (露地栽培)
保存方法 常温
トマト 単位は上段を除き100g当りmg(mg/100g) 日本食品標準成分表より
構成物質 熱量(Cal) 水分g タンパク質g 脂質g 炭水化物g 灰分g
摂取目安 2500 60 70 400
生果実 19 94 0.7 0.1 4.7 0.5
ゆで果実
無機質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛 マンガン
摂取目安 4000≧ 2500 1000 350 1000 10 10 1 4
生果実 3 210 7 9 26 0.2 0.1 0.04 0.08
ゆで果実
ビタミン A(カロテン) A(レチノール) B1 B2 ナイアシン B6 B12 C D
摂取目安 0.7 1.5 1.5 15 1.5 0.0024 100 0.005
生果実 0.54 0.045 0.05 0.02 0.7 0.08 0 15 0
ゆで果実
ビタミン E K 葉酸 パントテン酸
摂取目安 10 0.07 0.25 7
生果実 1.1 0.004 0.022 0.17
ゆで果実
脂肪酸 飽和 1価不飽和 多価不飽和 コレステロール
摂取目安 750≧
生果実 20 10 30 0
ゆで果実
食物繊維 水溶性 不溶性 食塩相当 硝酸窒素
摂取目安 10(g)≧
生果実 300 700 0 0
ゆで果実
摂取目安 : 普通活動成人男子の目安 (女子、少年、活動状態により加減)
病気 適用薬剤                    殺菌剤ページへ
青枯病 土壌消毒(クロルピクリン) 接木台木 輪作 地下水位を下げる 
灰色かび病 ロブラール水和剤 スミレックス水和剤 ベンレート水和剤 ベルクート水和剤 カリグリーン トップジンM水和剤
輪紋病 ダコニール1000 カッパーシン水和剤 ビスダイセン水和剤 Zボルドー水和剤 ジマンダイセン水和剤
菌核病 トップジンMゾル ベンレート水和剤 トップジンM水和剤 
疫病 ダコニール1000 カッパーシン水和剤 ビスダイセン水和剤 Zボルドー水和剤 リドミルMZ水和剤 
オーソサイド水和剤 ジマンダイセン水和剤
葉かび病 ダコニール1000 カッパーシン水和剤 トップジンMゾル サプロール乳剤 ベンレート水和剤 ベルクート水和剤
カリグリーン トップジンM水和剤 ビスダイセン水和剤 トリフミン水和剤 ジマンダイセン水和剤 
斑点細菌病 カッパーシン水和剤
炭疽病 ダコニール1000
かいよう病 カッパーシン水和剤
軟腐病 カッパーシン水和剤
萎凋病 ベンレート水和剤
害虫 適用薬剤                    殺虫剤ページへ
ハダニ類 マラソン乳剤 
トマトサビダニ アファーム乳剤
タバココナジラミ アタブロン乳剤 アドマイヤー水和剤
オンシツコナジラミ オルトラン粒剤 アドマイヤー水和剤
ハスモンヨトウ アタブロン乳剤 
ヨトウムシ トアローCT エスマルクDF
コナガ トアローCT エスマルクDF
アオムシ トアローCT エスマルクDF
オオタバコガ アファーム乳剤 アタブロン乳剤 エスマルクDF
アブラムシ類 マラソン乳剤 オルトラン水和剤 オルトラン粒剤 アドマイヤー水和剤 スミチオン乳剤
マメハモグリバエ アファーム乳剤 オルトラン水和剤
ネコブセンチュウ ネマトリンエース 土壌消毒(クロルピクリン等)
ナメクジ カタツムリ類 ナメキット
コガネムシ類幼虫 ダイアジノン粒剤
オオニジュウヤマホシテントウ スミチオン乳剤
テントウムシダマシ スミチオン乳剤
ケラ ネキリムシ類 ダイアジノン粒剤

3月7日 
  種まき 簡易ビニールハウス内加温、保温。

3月11日 
  発芽 発芽まで4日 予想より早く発芽した。

3月26日
  ビニールハウス育苗 温度の上がりすぎに注意する(密閉すると35℃以上になる)

4月2日
  3号ポットに植え替え(市販培養土使用)

4月28日
  5号ポットに植え替え

5月18日
  定植

6月10日
  一番花房4果

6月28日
  色づき始め

9月10日
  収穫終了間近

9月10日

6月28日

6月10日

5月18日

4月28日

4月2日

3月26日

3月11日

3月7日



とまと







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栽培とメモ帳

病気写真

害虫益虫写真







栽培とメモ帳










病気写真







害虫益虫写真

ハスモンヨトウ幼虫

オオタバコガ幼虫

大量のハスモンヨトウ被害

茎に侵入したオオタバコガ

黄化葉巻病 (ウィルス)

モザイク病 (ウィルス)

条斑病 (ウィルス)

斑点病 初期病葉(糸状菌)

疫病 (糸状菌)

半身萎凋病 (糸状菌)

灰色かび病 (糸状菌)

すす病

灰色かび病 ゴーストスポット

疫病

半身萎凋病

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斑点病

オオタバコガ

ハスモンヨトウ

ナメクジ

ハスモンヨトウ

とまとは赤く色づく果実から栽培意欲がわいてくる家庭菜園の王様です。
なす科野菜の中では対病性を持つ種が比較的多く、栽培は思いのほか易しいと感じられる。
但し、梅雨時の疫病、秋口にかけてのオオタバコガ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウに悩まされることは確実です。
中でも疫病は、同じナス科野菜じゃがいもの収穫期と、とまと初期生育期が梅雨時と重なる為に、じゃがいもから伝染しやすく、
周囲を見ながら圃場を選択する一要素となりえます。

五月初旬の定植予定では、遅くとも二月下旬には播種することになりますが、発芽温度25~30℃を確保するには、
人工的に温度を確保する必要があります。
そのような機器が販売されてはいますが結構な値段がするそうですので。


私が試みる方法は、家庭用の足元カーペットを使用し発芽させ、その後、育苗は太陽熱簡易温室で行います。
温室の簡単なものは発泡スチロールに苗を入れ、45ℓの家庭用透明ビニールで包み、
それを衣装ケースに入れて蓋をし、日当たりの良いところに出しておきます。

日中の温度は約25℃位になりますが、pm3時には室内に取り込みます。
室内温度は10℃以上を確保できれば大丈夫です。
彼岸が過ぎると30℃以上になる場合がありますので、ビニールを取り外し衣装ケースのみで保温します。


接ぎ木を行う時は10日ほど前に播種し、台木はそれよりも10日早く蒔きます。
穂木の本葉が4~5枚の時に挿し接ぎ木をします。
小さな苗のうちにする斜め接ぎ木は、穂木、台木とも発芽が均一にならない素人育苗では難しいと思います。

4月に入ると苗が店頭にならびだします。
本葉で4枚くらいの小さな苗(播種から30~40日位)なのでまだ定植には早く購入と同時に4~5号ポットに移植します。
移植から30~40日で開花が見えるころ定植します。


定植圃場は、苗購入の頃に堆肥や緩効性肥料、酸度調整と土壌水分を整え、
黒のビニールマルチをしておくと定植後の生育が良い。
前作が葉菜類の場合は堆肥主体に施し、緩効性肥料を元肥として与える。
地温の確保には黒ビニールでマルチをすると雑草対策も、病害予防もできるので行う価値は十分です。

支柱は定植前に立てて置くほうが後の作業がやりやすい。
定植苗は定植圃場に1週間ほど昼夜の自然環境においておきます。
天気予報に注意して風が強かったり、夜温が10℃を下回るときは中止します。


定植は、開花した花房を通路方面(管理しやすい方向)に向けて位置決めし根鉢との間に灌水します。
直ちに支柱に結束し株元の保護に努めます。
定植後生育を見ながら適宜灌水を行い、根の活着を図ります。
一番花の結果を確実にするためにホルモン剤や花房に振動を与え受粉の補助をします。

一番果実は4~5果に抑え、それ以上の着果は取り除きます。
花がついていたら病気などの素となるのでこれも直ちに取り除きます。
花落ち部が黒くなったらカルシウム不足が考えられるので対策としてカルシウム剤(カリクロン)等の葉面散布を試みてみます。


定植後から発病するモザイク病は発見しだい抜き取り廃棄することと、廃棄株の支柱や手をよく洗います。
又、そのほかの病葉は早めに欠き取り予防、治療薬剤を散布して病気の蔓延を防止する。
病葉はビニール袋などに入れ生ごみとして焼却処理するか、圃場に深穴を掘り処分します。

支柱は高さ2mとすると7段位の収穫が望めます。
耕土は深く耕し(40cm以上)排水がよく、空気の吸い込みが容易いな土を作る。
収穫作業などで圃場に立ち入るときは、ある程度の面積のある板を敷いて作業すると良い。


株元周囲にマリーゴールドを植えると虫類が寄り付かなく、土壌障害も押さえられると言われている。
私はマリーゴールドとねぎを植えたことがあり、効果は確定できませんが収穫は虫害を除いて順調でした。
因みにマリーゴールドの花言葉は「悪を挫く、勇者」と云われている。
盛夏、ビニールで雨除けしている場合には稲ワラなどで地温の上昇を押さえ、適宜灌水をすることが必要です。

常時圃場を見回り脇芽の欠き取りや支柱への結束を怠りなく行い、良好な生育が見られるようにする。
同時にオオタバコガやハスモンヨトウ等の果実食害も見られるので、虫糞に注意して捕殺する。
出来るだけ完熟果を収穫するようにし、家庭菜園の醍醐味をたっぷりと味わいます。

尻腐れ果 カルシウム欠乏症 
カルシウム葉面散布

裂果 同心裂果 表皮弾力不足

放射裂果